継続は力なり

母の実家が着物専門のお手入れ屋だったので、幼い頃から着物に親しんできました。18歳で着付けを学びそのまま着物関係に進もうと思いましたが、25歳でブライダルの仕事に就き面白さや素晴らしさを感じ、まさに天職だと思いました。その後、筥崎宮の結婚式業務委託のお話しをいただき、着物とブライダルという私の2つの夢を同時に叶えるため起業しました。

ブライダルに携わって約20年。プロデュース、美容、衣装の3つの柱でのトータルサポートを目標にしてきましたが、うまくいかないこともありました。そんな時父がよく言っていた「継続は力なり」が私を元気にしてくれたのです。他にも先輩経営者の著書にあった「傍楽」、つまり周りの人を楽にするために働くという言葉も大切にしています。

4月に衣装室を和装専門店「はないろ」としてスタートし、一点物や珍しい打掛などを取りそろえました。一生に一度の儀式に携わる者として責任をもち、オーダーメイドの結婚式をプロデュースしていきます。さらに着物文化を広めるためネットでのお着物レンタルを進め、きめ細かいおもてなしの心で結婚式のお手伝いをしていきます。

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