夜明け前が一番暗い 明けない夜はない

私は37歳の時に、夫の突然死で未亡人になりました。小5の娘と小1の息子を必死に育てていたつらい時期に、「明けかかる前の空が一番暗い。一番つらい時こそ、すぐそこに明るい未来が明ける時」と両親に励ましてもらいました。

娘のアメリカ留学がきっかけで、着付けを全く知らない人が、気軽に美しい着姿になれる3D着物と3D帯の開発を始めました。洗ったお米と水を炊飯器に入れるだけでおいしいごはんが炊けますよね。難しい仕組みは分からなくても、簡単な手順でクオリティーの高い結果を享受する。そんな和装バージョンをつくりたかったのです。10年かけパターン（型紙）に着付け技術を入れた立体裁断&立体縫製の3D着物と3D帯を開発。PCT国際特許出願で新規性、進歩性、産業性において最高得点を取得しました。

2020年4月には広島・宮島でファッションショーを開催します。着物姿の男性30人と女性50人にランウェイしていただき、世界中に動画を発信、特許取得国でのプロモーションやネット販売もします。

「実践こそが練習」と、美容師時代に恩師や先輩に教えていただきました。これからも、様々なことの実践にチャレンジしていきたいです。

---