人は誰も内側で考えている通りの人間である

私は28歳の時に、命の危険から奇跡的に生還しましたが、ずっと体調の悪い日々を過ごしていました。そんな中メディカルアロマセラピーを学び、音楽を聴きながらキャンドルの炎の揺らぎと香りに身を委ねると、心身共に癒やされるのを感じました。しかしながら、キャンドルの多くが化学合成品で、やっと見つけた天然100%の蜜蝋キャンドルは、茶色の薬瓶のような容器で蜜蝋が大量に残ってしまうものでした。「安全で素敵で、最後まで使い切れるキャンドルを自分でつくって世の中に送り出そう！」と思い立ち、キャンドルの開発に3年、その後も商品化や販促で何度も壁にぶつかりました。全くの素人で58歳からの挑戦に周囲は冷ややかでしたが、オレゴン州の養蜂家が愛情を込め大切に育てた蜜蜂がつくる蜜蝋が「MAKI’S CANDLE」となった時の感動は忘れられません。

ジェームス・アレンの「人は誰も内側で考えている通りの人間である」という言葉は、使う方の幸せを常に願いながら真摯に誠実にものづくりをしたいという私の願いに一番フィットします。蜜蝋の魅力とパワーを多くの方々にお伝えし、心も体もお肌も自然の力で元気になっていただきたいです。

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