経営者は最高にぜいたくな人間修行である

幼い頃は病弱で、18歳までしか生きられないと言われていましたが、幸運なことにその後も元気に生きることができ、ふともう一つの人生を生かされていると思ったのです。それならば、「その人生は人のためになることをしよう」と思いました。

私はネット時代を迎える時に起業しました。知人に誘われ上京し、30代で起業して23年。さらなる高みを目指す中で、失敗から多くのことを学びました。また、経営者には忍耐力や包容力、決断力が必要ですから、経営者は最高にぜいたくな人間修行だと思っています。

これから起業する人は、女性経営者を応援する人や組織も増え、資金調達もしやすくなっています。それらを上手に活用して自分の夢をかなえてほしいですね。

今後日本人のライバルはAIと外国人財です。外国人財はとても積極的で、自主的にセミナーへ参加をしたり、成長意欲もありますので、日本人の強力なライバルになります。彼らは国を背負っている意識がありますから、日本人との差は広がっていくように感じます。

今後人間はAIができないことをしなければなりません。例えばおもてなしの心を持った接客や販売。「AI時代の人間価値創造」が重要です。人には何ができるのかを考え、追及していきたいですね。

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