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会社の服装規定と生産性の関連

“*経営者と専門家の意見は服装規定についてバラバラ

*カジュアルな服装はプログラミングなどの集中力が求めらえる作業に向いている



*フォーマルとカジュアルな服装でバランスが取れれば、生産性が上がる

職場の服装と仕事の生産性に関して、経営者と研究者の意見と結果はまちまちのようです。理由は、環境や職種など要素がたくさん関係しているからです。一部の上司は、社員にカジュアルな服装で出勤させることによって、社員のやる気が上がったり、距離感が縮まったりすると言います。その一方で、カジュアルな服装で出勤させたら、社員は気が緩んで集中できなくなるのではないかという心配の声もあります。

 

コロンビア・ビジネス・スクールのマイク・スレピアンによると、カジュアルな服装で仕事すると、プログラミングや商品計画など、高い集中力が求められる作業の効率は上がるといいます。逆にスーツなどのフォーマルな服装で仕事をすると自信が湧いてくるので、客観性のある仕事は取り組みやすくなるといいます。

 

でも、何が「カジュアル」なのかは人によってイメージが違うので、場合によっては過剰になることもあります。アメリカの会社を良く知るビジネスコーチ、ションテイ・ホーキンスによると、従業員はビーチサンダルのような非常にカジュアルな服装で出勤する社員は、仕事が終わった後のことを考えてしまって、目の前の仕事に集中できなくなるそうです。

 

 

もし自分の会社の服装規定を緩くしたいと考えているならば、まず社員がどういう仕事をするか、そしてどういう職場環境で働いているかを考えてみましょう。その日の仕事によって「スーツの日」と「普段着の日」で分けるのも良いかもしれません。お客さんや株主などの偉い人と打ち合わせの日にはスーツで出勤してもらい、事務所で作業をする日には集中力を上手く発揮するためにカジュアルな服装で出勤してもらうのもいいでしょう。上手くバランスがとれば、会社全体の生産性の向上に大きく繋がるかもしれません。

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執筆:ライアン・ブレネセン
引用URL:https://www.miamiherald.com/news/business/biz-columns-blogs/cindy-krischer-goodman/article90019197.html

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